EAT
美味しい食べ方
生産者が教える
メークインの美味しい食べ方
じゃがいもは収穫した時期や保存方法で性質が変化してしまうデリケートな野菜です。
北海道産メークインは、秋が収穫時期で、冬から春にかけてが食べ頃です。春になると糖度が上がるので火を通し過ぎるとすぐに焦げ付いてしまいます。
熟成による変化を把握することが美味しく食べるポイントです。
じゃがいもに付いている土などを水で洗い流します。取れにくい汚れは、たわしなどを使用してしっかり取り除きます。
芽が出ていた場合は、抉り取るように取り除きます。じゃがいもの芽には毒があるので必ず取り除きましょう!
チロシナーゼなどの酵素による酸化を防ぎます。酸化してしまうと変色し、見栄えも栄養価も悪くなってしまいます。
【材料】
- メークイン…たくさん
- デンプン(片栗粉)…メークインの量の2~3割くらい
- 塩…適量
※片栗粉の分量は、少な目ですとまとまりにくいですが、ホクホクとした仕上がりに、多めになるとモチモチ感が出てきます。
入れすぎるとちょっと固めになってしまいます。
芋の皮をむき、適度な大きさに切り、塩少々を入れて柔らかくなるまで茹でます。粉ふき芋を作る要領で、水分を飛ばします。
芋が熱いうちにポテトマッシュやすりこぎなどでよくつぶします。
しっかりとつぶし、芋のかたまりを無くします。
芋の粗熱がとれたらつぶしたものの2~3割くらいのデンプンを加え、粉っぽさがなくなり生地が手に付かなくなるまでよく混ぜます。
適量を手に取り丸く平らに形作る。
棒状に伸ばして輪切りにしてもOKです。
焼いたり、揚げたり、茹でたり、お好きな調理方法でお楽しみください。
焼いたものに、醤油や砂糖醤油を付けたり、みたらし餡を付けたり、ピザ風にトマトソースを塗って食べても美味しいです。
あんこやチーズ、鮭フレークなどを入れて焼くのもおすすめです。
茹でたいももちをぜんざいのお餅として使っても美味しいです。また、お味噌汁の具材としていももちを入れても美味しいです。
茹でたいももちは、もっちりとした食感が強いので、お餅のように食べていただけます。
上記の茹でた時点で粉ふき芋を作りポテトサラダにしても美味しいです。
粉ふき芋にバターを付けて食べるのもおすすめです。
また、芋をつぶした時点で、マッシュポテトやコロッケを作ったりと、いももちを作る過程で美味しい食べ方がたくさんあります!是非いろいろと試してみてください!
じゃがいもを切って水に浸け、表面のデンプン質を取ってから水気をふき取って170度の油に入れます。
ジュワジュワという音が消え、気泡がなくなり表面が静かになったら出来上がりのサインです。(じゃがいもの厚さや熟成時期で温度を変えることをおすすめします。)
じゃがいも本来の旨みを引き出してくれる、ミネラル分の多い岩塩との相性はばっちりです。ぜひ、メークイン本来の旨みをお楽しみください。